東日本大震災被災地支援活動~Sさん相馬市へ帰郷~
2019.2.5 - [被災地支援活動・帰郷支援・介護老人保健施設「サンタハウス弘前」]
サンタハウス弘前では、発生以来、東日本大震災被災地支援活動として広域避難支援を行っております。具体的な活動はこちらをクリックしてご覧ください。
今年度より「福島県外避難者帰還・生活再建支援補助金採択事業」が始まりました。被災地からサンタハウス弘前に入居された方の帰郷先を探そう、という帰郷事業です。福島県内の施設に受入体制に関するアンケートを郵送し回答を得た施設と、ご本人・ご家族の希望が合うところへ相談員が調整した結果、このたび、この事業を利用して1人の入居者様(Sさん)が福島県相馬市の施設へ帰ることが実現しました。
朝ご飯を食べてからサンタハウス弘前を出発し、約400㎞の旅。福祉車両で福島県へ向かいます。
Sさんは平成27年に自宅で倒れ要介護となりましたが、人手不足や医療体制が整わない等により地元の施設に入所が叶わず、当面の間ということで青森県のサンタハウス弘前へ入居されました。道中、弘前での思い出を振り返るSさんの姿が印象的でした。
お昼過ぎに到着です。
相馬市は弘前市より暖かいですね。約3年半ぶりの帰郷に「やっぱり地元はほっとする」とSさん。
元気で過ごしてくださいね!
※写真はご本人の許可の元撮影、掲載しております。
※2月2日(土)の福島民友に帰郷事業に関する記事が掲載されています。