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研修★手指消毒~健栄製薬株式会社様~

2019.5.24 - []

5月22日(水)、外部講師をお招きし、手指消毒に関する研修を開催しました。
講師は健栄製薬株式会社 営業部 東北ブロック主任の夏見拓弥氏です。

高齢者施設においては利用者様、職員以外にも面会者、業者など様々な人が出入りするため、感染源が持ち込まれるリスクも大きくなります。そのため日頃から手指消毒を徹底し、感染を未然に防ぐことが重要となります。

まず、消毒剤の種類や特徴、基本的な手洗いの方法について説明していただきました。感染を防ぐために欠かせない手洗いは以下の2点が基本となります。

①手指が目に見えて汚れていない場合
→アルコール製剤を使用し、ポンプ1回分を20秒以上かけて乾燥するまでしっかりとすり込む

②目に見えて汚れている場合
→石けん+流水で洗って水分をしっかりと拭き取った後にアルコール製剤をすり込む

アルコール消毒は手が荒れそうなイメージがありますが、石けん手洗いと比較した場合、アルコール消毒の方が殺菌効果は高く、手にも優しいというデータがあり、現在ではアルコール消毒が推奨されています。

それでは実際に自分の手洗いがきちんとできているか、手洗いチェッカ―を使用して確認してみましょう!
専用ローションを塗り、手洗い後、特殊ライトの下に手をかざすと洗い残し部分が白く光り、適切な手洗いができているか確認できます。

特殊ライトに手をかざして確認してみると指先や爪の間が白く光り、洗い残しがあることが分かりますね。

手洗いで洗い残しが多い部分は指先、親指、指の間、爪の間です。
爪の間は手のひらに爪を立てて洗う方が多いですが、猫の手の様に指先を丸め、爪をねかせて手のひらでこするように洗うと汚れが落ちるそうです。
洗い残しのないように普段から意識した手洗いを心掛けましょう。

日頃から徹底した手指消毒を習慣づけることで自分だけでなく、利用者様を感染から守ることにつながるということを改めて確認できました。
夏見様、ありがとうございました!

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