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研修★介護基礎技術(発展編)

2019.6.22 - []

6月20日(木)、この4月に入職した新卒職員および中途採用者を交えた9名が参加し、介護基礎技術(発展編)の研修が行われました。
4月の講義と実技編、5月の実技確認編に続いて、3回目の実技研修となります。
講師は介護老人保健施設サンタハウス弘前の統括リーダー菊田健さん、短期入所生活介護サンタハウス弘前の統括リーダー三上駿介さんです。

今回は前回と同様に左麻痺がある利用者様をベッドに横になっている状態から起こして車椅子へ移乗後、再び車椅子からベッドへ移乗し、横になってもらうという動作に加えて、利用者様の背中にクッションを入れてベッドの頭側を上げるという動作までを一連の流れとして実技を行いました。
前回の復習も兼ねて、一連の流れを確認した後、前回学んだことを思い出しながら一人ひとり実技を行っていきます。

ポイントは

・利用者様に合わせた適切な声かけ
・ベッドの高さと車椅子の位置
・利用者様の身体を小さくまとめる
・介助する際はお互いの身体をできるだけ近づける
・利用者様を抱き起こした時に必ず利用者様の正面に立つ
・足を開いて支持基底面を広くとり、腰を落として重心を低くする

など、これ以外にも様々なポイントを確認し、菊田さんと三上さんにアドバイスを受けながら正しい知識・技術を学んでいきます。

前回は腕の力だけで利用者様を持ち上げようとしたり、車椅子とベッドとの距離感が上手くつかめず、移乗に苦戦する場面もありましたが、今回は前回学んだことを活かしてスムーズに行えている部分も多く、新入職員の成長が感じられます。

体位変換を行う場合は、無理に1回で移動させようとするのではなく、下半身→腰→上半身のように3回に分けて少しずつ移動させると利用者様への負担も少なくなります。
背中にクッションを入れる時は褥瘡予防のため、しっかりと入れること。
利用者様のその時の状態、意思を尊重して介助することが大切です。

菊田さんからは「前回よりもみんな介助が上手くなっている。体の使い方をしっかり覚えてほしい。」とのお話しがありました。
今後現場で経験を積み、知識面でも技術面でもどんどんスキルアップして、自分自身にも利用者様にも負担の少ない安全な介助を目指しましょうね。

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