８月１７日（土）、サンタハウス弘前公園で「セカンドライフ準備セミナー」が開催されました。

老後の生活をどうしようか漠然と考えている方、高齢者施設への住み替えに興味をお持ちの方、家族を施設に入居させようか考えているご家族の方など、４０代から７０代の方１６名が参加しました。
説明者はサンタハウス弘前公園の阿保施設長です。

高齢者施設にはグループホーム、介護老人保健施設、特別養護老人ホーム、有料老人ホーム、などたくさんの種類があります。
それぞれに特徴がありしくみが違います。

住み替えのタイミングは、自立のうちから、あるいは弱る兆しが見えてから、など人それぞれではありますが、大部分の人が急に倒れ介護が必要になってから、というように心の準備もできないうちに移るパターンが多いようです。
弱ってしまってからですと、自分の希望・意思もなかなか通らず、生活手段から財産に至るまで、家族の判断により決められてしまうこともありますね。
なるべくおススメなのが元気なうちの住み替えです。元気なうちにしか施設見学や荷物の整理はできません。

もし住み替えを決めたら、次は住まい探しと資金計画です。
残念ながら元気なうちから入居しても、そのまま看取りまで対応できる施設はありません。
元気なうちは雪かきや車保持の必要がなく安否確認をしてもらえる自立向け施設で生活を楽しみ、介護が必要になったら介護施設へ移行する、というのも一つの手です。
（スムーズな移行のためには、系列施設を紹介してもらうなど、複数の施設を経営しているところがおススメです。例えば弘前豊徳会のような（笑））

実際にサンタハウス弘前公園で暮らす方の中には、「元気に暮らせるのはあと○○年」「××年経ったら郊外のこの施設に移る」など具体的に考えていらっしゃる方もいるようです。
たしかに、介護が必要になったら外出もままならないので、どこの施設に入っても不自由さは一緒かもしれないと思いました。ぎりぎりまで自宅で暮らすとしても、あらかじめ希望の施設を家族に伝えておく、というのもやっておいた方が良さそうです。元気なうちに老後のことを具体的に考えるって大切なことですね。

参加された方より「施設の種類や役割を知ることができて良かった。いろんな施設を見学しようと思った」「住み替えを考えていたが、これから何が必要かわかったので準備していこうと思います」など感想をいただきました。

ゆっくりとお茶とお菓子を楽しみながら気軽にお話を聞くことができます。無料です。
このセミナーは２４日（土）、３１日（土）にも開催されます。定員１５名で残席はいずれもあとわずかとなっております。お早めにお申し込みください。
お申込みは電話、またはメールで受け付けています。
℡　０１７２－８８－７７０７
mail　santa-kouen@gaea.ocn.ne.jp
詳しくはちらし（PDF)をご覧ください。