2名が地元へ帰郷~帰郷事業~
サンタハウス弘前は、東日本大震災発生以来、被災地支援を継続しています。
被災地では発生から9年になろうという今でも、介護施設の人材不足や医療体制が整わない等の理由で入居を待つ高齢者が多く、サンタハウス弘前への入居相談が絶えません。
地元から遠く離れた青森県へ来て、そのまま暮らしていく方、帰ることが叶わず亡くなる方、地元施設の入居順番が来るまでひたすら待つ方など、サンタハウス弘前にはこれまで187名が入居し、現在も66名が暮らしています。(令和2年1月8日現在)
平成30年度より、被災地からサンタハウス弘前に入居された方の帰郷先を探そう、という帰郷事業が始まりました。
入居者様とご家族様の意向を確認し、地元地域の施設の受入・待機情報を把握するほか、地元でなくてもより近い所を望む方にはその地域の施設の情報を収集し、入居可否を相談していくというものです。
この事業によって今年度はすでに何名か帰郷し、このブログでも紹介しております。被災地支援活動のカテゴリーをご覧ください。
さて、12月27日(金)はMさん、1月7日(火)はKさんが、岩手県に帰郷することになりました。
2人とも岩手県大船渡市から、Mさんは平成29年、Kさんは平成27年にサンタハウス弘前に入居されました。
職員と記念写真です♪
齊藤医師、看護師とMさん、そしてユニットフロアの職員とMさん。Mさんは陸前高田市の医療法人へ。
Kさんは仲良しの入居者様と一緒にパチリ。寂しいのか目線がこちらをむいてくれません(*´з`)
Kさんは大船渡市の特養へ帰郷しました。
どちらの施設も年末年始のとても忙しい時期に受入調整をしていただきました。ありがとうございました。
Mさん、Kさん、サンタハウス弘前で過ごしたこと、忘れないでくださいね。お元気で。