スタッフブログ

研修★ユマニチュード入門編

2020.1.10 - []

1月8日(水)・9日(木)、
認知症ケアの技法「ユマニチュード」についての研修を行いました。
講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

今回は入門編ということで、
考案者のイヴ・ジネスト氏からユマニチュードを教わり、
実践してみたご家族の映像を見ながら理解度を深めました。

ユマニチュード」はフランスで誕生したケアの技法です。
相手に「あなたを大切に思っています」と伝えることで、
❝ケアが必要な方❞と❝ケアをする方❞によい関係が結ばれ、
介護に変化をもたらします。

認知症の症状が進むと、
つい先ほどのことや思い出を忘れてしまいますが
「大切に思われている」と感じた時の心地よい感情は
ずっと残るのだそうです。

認知症の方は不安になると不可解な行動をとりますが、
そのような時に「私はあなたを大切に思っています」という
安心感を与えることで不安が取り除かれ、気持ちや行動が落ち着いていきます。

 

その「あなたが大事」と伝える方法が
「見る」「話す」「触れる」「立つ」の4つです。

一見簡単そうで、無意識にしていることですが、
いざ相手を前に実践しようとすると気恥ずかしく難しいもの・・・
教材映像で取り上げられていたご家族もそうでした。
それでも工夫し、実践することで、以前よりもイライラすることが減り、
穏やかに介護生活を送れるように変化したようでした。

❝ケアが必要な方❞❝ケアをする方❞のよい関係が、
介護の困難さを解消していく「ユマニチュード」、
心掛けていきたいですね!

Translate »