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研修★褥瘡(じょくそう)とはどのようなものか

2020.1.22 - []

1月20日(月)・21日(火)、褥瘡予防研修の基礎編として
褥瘡とはどのようなものかとその予防対策についての講話を聞きました。

 

講師は介護老人保健施設 サンタハウス弘前の
理学療法士 伊藤翼さん、齋藤椋さん、作業療法士 菊池修任さんです。
(写真左から齋藤さん、伊藤さん、菊池さん)

その1「褥瘡とは何か」

長時間同じ格好をしていることなどの圧迫が原因で血が足りなくなり
皮膚に栄養が行きわたらず傷になること。悪化すると傷が穴のようになります。

 

その2「褥瘡発生しないために行うべきこと」

褥瘡の発生要因としては、寝たきりやそれによる圧迫、
体位交換時間の間隔が長いことなどがあります。

講師がサンタハウス弘前の職員を対象に行ったアンケートによると
「褥瘡がある方や予防が必要な方は誰か」や「体位交換時間の間隔」に
個人差が大きいことが分かりました。

このような職員間の❝個人差❞をなくし、褥瘡の発生を防ぐために
まずは、以下の対策が必要です。

①褥瘡対策の必要な入居者様の共有

②体位交換時間の設定と共有・遂行

これらを定着させ、実施していくためにも講師陣からは
組織レベルでの褥瘡対策の方針・マニュアルの作成
が必要だと呼びかけがありました。今回は、褥瘡についてと予防対策についてお話を聞きましたが
次回(2月開催予定)では「ポジショニングの方法」や
「体圧分散用具の選定」など実技を行います。

次回も(次回からでも!)研修に参加して、
入居者様が褥瘡の痛みを感じることなく快適に過ごせる環境づくりをしていきましょう!

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