第1回 弘前歴史講座
2020.2.17 - [サービス付き高齢者向け住宅「サンタハウス弘前公園」・弘前版生涯活躍のまちモデル事業]
2月15日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)で弘前歴史講座を開催しました。
講師は弘前観光ボランティアガイドの会 顧問を務める中谷敏右氏です。
初回である今回のテーマは「築城当時の弘前」。
現在の弘前市の地図と築城当時の町割りを比べながら、築城に関するエピソードを聞きました。
ひとつだけ紹介すると…
【小説『村上海賊の娘』の能島村上と弘前の関係とは⁉】
弘前城築城の際、多くの人や資材を運搬するため岩木川を利用したと考えられています。
運搬のためには造船や操縦に優れた人々が必要となるわけですが、そこで津軽為信は
瀬戸内海の塩飽(しわく)諸島を拠点とする海賊衆(水軍)を抱え弘前に住まわせました。
その海賊衆が能島村上であり、住んだ場所は「塩飽町」と命名され、現在の「塩分町」とされています。
みなさん熱心に聞き入り、メモを取ったりしていました。
中谷氏の津軽弁で時々ジョークも交えたお話に笑いも起こることもしばしば…
参加された方たちからは「楽しかった」「また聞きたい」「分かりやすかった」という感想をいただきました。
男性の方の参加が多かったのも印象的です。
今回好評につき、キャンセル待ちとなった「弘前歴史講座」は
3月14日(土)に第2回を開催します。次回も中谷氏がお話してくださいます。
テーマは「津軽弁」の予定だそうです。
参加のお申し込みは3月1日より開始いたします。
お申し込み・お問合せは0172-88-7707(サンタハウス弘前公園)まで。