研修★防火防災研修
2020.2.20 - [セミナー・研修]
2月20日(木)、「防火防災研修」が行われました。
講師は施設管理部の猪股耕史さんです。
災害にもいろいろありますが、今回は火災の時などの避難方法「水平避難」と浸水時などの避難方法「垂直避難」について、私たち職員がすべき日頃の備えについてお話を聞きました。
【水平避難とは】
今回は、火災が発生した場合の「水平避難」について。水平避難とは、火災の場合発生元から離れていくことを意味します。福祉施設などの居室が火元となった場合、まずはその部屋の入居者様から一時待避場所へ短時間で移動させなければなりません。
【垂直避難とは】
大川地区の施設は岩木川と大蜂川に囲まれており、弘前市のハザードマップでは、川が氾濫した際は1~2m未満の浸水区域となっています。浸水の可能性がある場合、1階の入居者を2階へ避難させなければなりません。このような上の階への避難を「垂直避難」といいます。
災害は昼夜問わず発生します。職員が少ない夜に発生した場合、対処できるでしょうか?
「日頃からの備えとして、避難させる優先順位を決めることが必要」と猪股さんは言います。また、その内容を職員間で共有することも必要です。
まずは、自分のまわりの環境や起こり得る災害をよく知り、イメージすることが大切です。当法人の理念の一つに「安全な施設」があります。入居者様が安心して過ごせるよう、日頃から備えていきましょう。