春の交通安全講習
2020.4.24 - [セミナー・研修]
4月21日(火)、交通安全講習を行いました。
講師は、青森県弘前警察署 交通第一課 安全教育係 青森県警部補の竹谷修一氏と青森県巡査部長の濵谷敦氏です。(左写真:竹谷氏、右写真:濵谷氏)
今回は、危険予測シミュレーターを用いた講習でした。参加者にはリモコンが手渡され、前方のスクリーンに映されたドライバー目線の運転映像を見ながら、各々「危ない」と思った瞬間にリモコンのボタンを押します。誰がどの場面で反応したかが、竹内氏の手元のパソコンに集約される仕組みです。一通り映像を見終えた後、みなさんがどこで反応したか見ながら「どこがどのように危ないと思ったか」を発表しました。
多くの職員が「危ない」と感じたのは、
・停・駐車中の車の陰からの飛び出し
・停・駐車中の車のドアや急発進
・信号の無い交差点
などでした。
竹内氏からは
・交差点で対向車に譲られたとしても、その陰の車両に注意すること
・同じ道幅の交差点(優先道路が分からない時)は譲り合いの精神で運転すること
などがあげられ、「細かいところに配慮した『防衛運転』を心掛けてください」とお話がありました。
この春運転免許を取得する新入職員に感想を聞いたところ「結構反応できてた」とのこと。
その調子で、取得後の公道も気を付けて運転してくださいね!
また、法令についての話にも触れました。2017年3月12日の道路交通法改定により、改定日以降に免許を取得した人は2トントラックを運転できません。「無免許で運転していた!」ということにならないようにしましょう。さらに、2019年12月1日の改定ではスマホなどの「ながら運転」への罰則が強化され、普通車の場合は反則金が1万8千円、3点の減点に。事故を起こすと免許停止、1年以下の懲役または30万円以下の罰金が科せられます!(以前のスタッフブログもご覧ください)
春になり、初心者マークを付けた車や新一年生が多くみられるようになりました。青森県の運転マナーは「とても悪い」と言われており、全国的に下位です。「かもしれない」を徹底し、歩行者優先のやさしい運転をしましょう!
青森県弘前警察署のみなさん、ありがとうございました。