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職員全体研修 ハラスメント対策

2020.8.21 - []

8月20日(木)、全事業所の職員を対象に「ハラスメントのない快適職場」というテーマでハラスメント対策についての研修を行いました。講師は職員総合教育研修室 室員の福原智子さんです。
今回は、パワーハラスメントについてが主な内容でした。令和元年に法律が改正され、事業主にはパワーハラスメント防止措置を講ずることが義務化されました。厚生労働省によると、パワーハラスメントとは「①優越的な関係を背景とした、②業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により、③就業環境を害するもので、①~③までの要素を全てみたすもの。ただし、適正な範囲の業務指示や指導については該当しない」としています。
具体的には、「身体的な攻撃」「精神的な攻撃」「人間関係からの切り離し(仲間外れ・無視など)」「過大もしくは過小な要求」「私的なことに過度に立ち入ること」があげられています。
パワーハラスメントは「職場の雰囲気が悪くなる」「職員の心の健康を害する」「職員が十分に能力を発揮できなくなる」など悪影響を及ぼします。また、パワハラに限ったことではありませんが、ハラスメントは放置するとエスカレートしていくと言われています。被害を受けている人は我慢せず、周りの人は見て見ぬふりをせず報告・相談をしましょう。

弘前豊徳会では、「ハラスメント禁止規定」がある他、各事業所にハラスメント相談窓口を設置しています。所属する事業所の担当者は顔見知りで言いづらい、という場合には別の事業所の窓口担当者にも相談ができます。

共により良く働ける快適な職場づくりを個人でも、組織でも努める必要があると感じた研修でした。

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