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3.11から10年~ユニットで黙とうしました

2021.3.11 - []

3月11日、東日本大震災から10年が経ちました。

当時、サンタハウス弘前は発災直後から、行政とのやりとりだけでなく、直接何度も被災地に赴いて、介護を受けたいのに受けられない人のため施設入所を支援してきました。
震災からしばらくして地元施設も建て直しが進み、また新たな施設もできましたが、避難した職員が戻ってこなかったり、身寄りがないため入所できなかったり、また医療依存度が高いため職員が対応できなかったりなど、別の問題が次々出てきて、「遠く離れた所でも安心して施設に入所したい」という声に応え、サンタハウス弘前への入所相談は10年経った現在も途絶えていません。
医療・介護は担い手が追い付かない地域もあり、震災後数年経過してから要介護になったが入れる施設がない、という相談もありました。まさに困った時のサンタハウス弘前として、支援を続けてきました。

そうしてサンタハウス弘前に入所された入居者様は、10年間で193名。現在も52名が生活されています。
今日はユニットの中で、追悼式を見ながら、黙とうを行いました。

今日は献花台も設置。黙とうしている先は、職員の家族が作った木彫りの一本松です。職員も献花しました。




献花後、涙した入居者様。色々思い出すこともあるでしょう。どうかサンタハウス弘前で穏やかに過ごしていただきたいと思います。

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