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役職員対象 ハラスメント防止研修

2021.5.19 - []

5月12日(水)と18日(火)、全事業所の役職員を対象にハラスメント防止研修を行いました。テーマは「やさしい人間関係」です。講師は職員総合教育研修室 室員の福原智子さんです。

よく耳にするようになった「ハラスメント」。今や多種多様となり、約40種あるそうです。パワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメントについては防止措置が事業主に義務付けられています。弘前豊徳会では義務に関わらず、ハラスメント防止研修を毎年必ず実施しているほか、相談窓口、被害を受けた職員へのケアや再発防止規定をすでに整備しています。

職場におけるパワーハラスメントの定義とは、以下の3要素をすべて満たすものです。
①優越的な関係を背景とした
②業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
③就業環境を害すること(身体的もしくは精神的な苦痛を与えること)
ただし、適正な範囲の業務指示や指導については該当しません。

それでは、ハラスメントのない、快適な職場・良い人間関係づくりのために必要なものは何でしょうか。
一つは、あいさつです。あいさつは人間関係の基本です。しても返ってこないからあいさつをしないと考えるのではなく、相手が応えなくても自分から先にあいさつをすることが大切です。
また、他人に理解されないことに“慣れる”ことが必要だと福原さんは言います。相手に役割を期待して、期待通りにならないことがストレスの原因となります。「言わなくてもわかる」という日本人に多い思い込みはやめ、きちんと伝えることが大切です。
そして、相手の立場に立ち、想像力を働かせることも必要です。例えば、何気なく使っている津軽弁は地元出身の入居者様・利用者様には親しまれることが多いですが、知らない人が聞くときつい印象を与えることもあります。相手のことを考えて、適切な言葉を選びましょう。

役職者として、他の職員の模範となり、職場でのパワハラ防止や、快適な職場・良い人間関係づくりに努めていきましょう。

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