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ユニ・チャーム株式会社様による感染予防に配慮したおむつ研修

2021.6.25 - []

6月22日(火)〜24日(木)の3日間、ユニ・チャーム株式会社よりライフリーケアアドバイザーの蛯名桂子さんを講師としてお招きし、オンラインでおむつに関する研修を行いました。動画を見ながら、蛯名さんによるポイント・解説を交えて学びました。

テーマは、「感染予防に配慮したテープ止めおむつ交換」です。感染予防に配慮した場合、おむつ交換をする際は、2人で「汚染を扱う人」と「清潔を扱う人」に役割分担をして交換した方が感染リスクが低く安全です。役割の内容は以下の通りです。
汚染を扱う人・・・汚れたおむつを扱う、利用者様の肌に触れ洗浄するといった、排せつ物に接触する可能性がある実施者
清潔を扱う人・・・洗浄液をかける、実施者が利用者の肌を拭く際に清潔な吸水タオルをわたす、新しいおむつをあてるといった介助者

研修では、感染予防としてゾーニングをしっかりとすることを学びました。ゾーニングの基本は垂直方向です。おむつ交換をする際はワゴンを使用し、上段は清潔区域として必要物品を置き、下段は汚染区域として使用済みのおむつなどを入れた汚物入れを置くようにします。陰部洗浄の際に使用する給水タオルを介助者が実施者に手渡す際は、上側を介助者が持ち、実施者は下側を持って受け取ります。

また、挨拶やおむつ交換への合意、実況や終了など常に利用者様に声がけをすること、汚物を置く位置は利用者様に見えないように注意するなど利用者様への気遣いが大切だと改めて感じました。

日頃からしているおむつ交換ですが、感染予防の観点から見直すことができました。利用者様が、清潔に心地よく過ごせるために、今回の研修を活かしたいと思います。

蛯名様、ありがとうございました。

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