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ハラスメント防止研修「快適な職場環境のために~ハラスメントを防ごう~」

2021.7.14 - []

7月6日(火)、14日(水)全事業所の職員を対象に「快適な職場環境のために~ハラスメントを防ごう~」というテーマで研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室 室員の福原智子さんです。

ハラスメントは「職場の雰囲気が悪くなる」「職員の心の健康を害する」など影響があるとされています。事業主にはパワーハラスメント、セクシュアルハラスメント、マタニティハラスメントをはじめとした、ハラスメントに対する防止措置が義務付けられています。
サンタハウス弘前では義務化となる前から、ハラスメント防止研修を毎年必ず実施し、予防に努めています。各事業所には相談窓口があり、被害を受けた職員へのケアや再発を防止する体制もすでに整っています。

研修では、パワーハラスメントについて主に取り上げました。パワーハラスメントとは、次の3つの要素を満たすものです。
①優越的な関係を背景としている
②業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動
③就業環境を害すること
①の優越的な関係とは上司と部下、先輩・後輩間、同僚間、部下から上司など様々なケースがあります。

また、ハラスメントには禁止行為が定められており、パワーハラスメントに関しては以下があげられています。
・暴行・傷害等身体的な攻撃
・脅迫・名誉棄損・侮辱・ひどい暴言
・隔離・仲間外し・無視等人間関係からの切り離し
・業務上明らかに不要なことや遂行不可能なことの強制
・業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや仕事を与えないこと
・私的なことに過度に立ち入ること

特に言葉に関しては「大人は無邪気であってはいけない」と福原さんは言います。子どもは思ったことをそのまま話しても「子どもだから」と許されることがありますが、大人は違います。相手が傷つくかもしれない言葉は避けなければなりません。相手に敬意をもち、言葉を選び、丁寧に話すことが大切です。
働くなかで相手に怒りを感じることもあるでしょう。怒りの感情は、6秒数えると鎮まると言われています。相手にかっとなった時は、思ったことをそのまま口に出すのではなく6秒数えてみると落ち着いた言葉で伝えることができます。

ハラスメントは受けたら我慢せず、また、見かけたら見て見ぬ振りをしないようにしなければなりません。各事業所のハラスメント相談窓口に相談してください。担当の職員は男性・女性といますし、他の事業所の窓口担当者の方が話しやすければ、そちらに相談しても構いません。
日頃から職員同士がお互いを尊重することでハラスメントを防ぎ、良い職場環境を築いていきましょう。

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