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レクリエーション感覚ではじめてのボッチャ

2021.8.24 - []

8月21日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)で、パラリンピックの正式競技「ボッチャ」の体験会を開催しました。この事業は「弘前市版生涯活躍のまち健康増進モデル事業」の一環として行っています。
ボッチャはイタリア語で「ボール」を意味し、脳性まひなど比較的重い運動機能障害のある人のためにヨーロッパで生まれた競技です。
老若男女、障がいのあるなしに関わらず、一緒に楽しめるスポーツとして大会やイベントも開催されています。

今回は、コートを正式ルールの半分のサイズで、ルールを簡略化して行いました。サンタハウス弘前公園の入居者様や地域住民など9名が参加しました。

動画でルールを見た後、一人1球ずつボールを投げて感触を確認しました。柔らかくて重みがあるボールです。球の柔らかさは数種類あり、大会に出る選手は状況などに応じていろいろ使い分けているそうです。

的となる白いボールに、赤・青チームで6球ずつのボールを投げ、白いボールに一番近いチームが点を得ます。投げたり、転がしたり投球フォームは自由です。カーリングに少し似ていますが、的となる白いボールにボールを当てて動かしてもOKです。

早速「習うより慣れろ」でゲーム開始!
ゲーム開始当初は、白いボールの近くに投げることに集中していましたが、しだいに相手チームのボールを弾く、相手チームと白いボールの間に止まるように投げるといった策を練るようになっていきました。はじめは「歩くの大変だから」と自分の座席近くから投げていた方も、ゲームが進むにつれ、コートの端から端を行ったり来たりしてベストポジションを探して投げるようなっていましたよ。

どちらのボールが白いボールに近いかの判定に息をのむシーンや、

白いボールを相手チームのボールから遠ざけるスーパーショットで、会場がわく場面、

投球する本人は集中し、周りの参加者は注目し、呼吸が聞こえるくらい静まり返ることもありました。レクリエーション感覚とはいえ、真剣勝負でした。

分かりやすいルールで誰でもできるボッチャですが、やってみると戦略や技法、ボールの使い分けなど奥が深いところが魅力ですね。

ボッチャはサンタハウス弘前公園で体験可能です。興味のある方は、予約が必要なので、まずは電話にてお問い合わせください。
電話 0172-88-7707(サンタハウス弘前公園)

※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています。

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