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研修★新しい介護

2022.3.12 - []

3月8日(火)・9日(水)、全事業所の職員を対象に「新しい介護」というテーマで研修を行いました。講師は職員総合教育研修室 室員の工藤さんです。

まずは、三大介護(食事・排せつ・入浴)の大切さと、介護のあり方について確認しました。
できるだけ自分で口から食べ、おむつではなくトイレで排泄し、自宅の風呂のようにほぼ毎日入浴し湯船につかって心身リラックスできるようケアをすることが大切です。

介護のあり方を踏まえたうえで、東京都にある駒場苑(介護施設)のケア方針「7つのゼロ」を取り上げ、グループワークをしました。
1 おむつゼロ
2 拘束ゼロ
3 誤嚥性肺炎ゼロ
4 下剤ゼロ
5 脱水ゼロ
6 機械浴ゼロ
7 寝かせきりゼロ
ゼロにすることが目的ではなく、駒場苑職員がこれらを心がけることで、入居者にその人らしい生活を過ごしていただくことを目的としているそうです。

「自分は、7つのゼロに共感できるだろうか?できるならどうしたら実現できるだろうか、共感できないならそれはなぜだろうか」研修に参加した職員は、意見を出し合いました。

「誤嚥性肺炎ゼロに関しては、他の職種とも協力し、入居者様にあった形態で提供し、時間をかけて食事をしたりすることで実現できるのではないか」
「脱水ゼロは、入居者様のペースに合わせて、摂取量やとろみを工夫しながら取り組んでいる」

「寝かせきりゼロは、入居者の健康のためにも大切。声がけをしながら積極的取り組んでいる」
など様々な意見が交換されました。それぞれの事業所で職員が様々な工夫をしながら取り組んでいます。

参加した職員は様々な介護に関する考え方や取り組みについて知り、異なる事業所の職員と意見交換することで、改めて介護とはどういうことかを考えることができたようです。

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