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研修★交通安全研修

2022.4.27 - []

4月22日(金)、全事業所の職員を対象に交通安全研修を行いました。
講師は青森県弘前警察署 交通第一課 安全教育係長の藤田篤氏(左写真)と警務課 犯罪被害者支援係の坂本茉央氏(右写真)です。

令和4年4月現在の青森県内の交通事故発生件数は、昨年の同時期に比べ減少しているものの、死亡事故の割合は増えており、4月22日時点で交通事故の死亡者数は12名と東北で一番多いです。

交通事故が多発する場所として交差点があげられます。右左折時の運転手の確認が不十分だったことによる、歩行者を巻き込む事故が多いのだそうです。
また、JAF(一般社団法人日本自動車連盟)の調査によると、信号機のない横断歩道で歩行者が横断しようとしている際に車が一時停止する割合が青森県は14%と全国平均よりも下回り、全国でワースト3位という結果となっています。
横断歩道は歩行者優先です。横断歩道の手前では速度を落としましょう。歩行者がいる際は必ず停止するのがルールです!

研修では、動画を見ながら薄暮時・夜間に運転する際の注意点についても学びました。
夕暮れ時は周囲の視界が徐々に悪くなり、歩行者などに気づきにくく、距離や速度が分かりにくくなります。薄暮時・夜間に運転する際は、周りが見えにくくなることを意識し、前照灯をきちんと点灯し、見えない危険を予測しながら運転しましょう。

研修の最後に、交通事故被害者家族の手記が紹介されました。
車を「鉄の塊」と表現し、交通事故で娘を失ったご家族の悲しさや憤りがつづられていました。
通勤や業務で車を使用する際は、ハンドルを握る前に研修で紹介された手記を思い出し、自分本位でなく、思いやりをもった運転を心がけましょう。
藤田様、坂本様、ありがとうございました。

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