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新規採用職員研修★介護基礎技術

2022.4.28 - []

4月20日(水)新入職員を対象に、介護基礎技術の研修を行いました。利用者様・入居者様を介助するときの留意点や方法について学びます。講師は、介護老人保健施設 サンタハウス弘前でユニットリーダーを務めている竹浪はるかさん(写真右)、高橋愛さん(写真中央)、松岡由恵さん(写真左)です。

まずは、ボディメカニクスについて学びました。ボディメカニクスを理解して活かすことで、介助する時の身体の負担が軽減し腰痛予防になりますし、利用者様・入居者様の安全にも繋がります。

【ボディメカニクスの7原則】
●足を広く開いて支持基底面を広くする
●ひざを曲げ、腰を落として重心を低くする
●持ち上げるのではなく、水平に移動する
●利用者様・入居者様に重心を近づける
てこの原理を利用する
●利用者様・入居者様の身体を小さくまとめる
●腰・脚・背中にある大きな筋肉群を使う

次に、ボディメカニクスを意識しながら、寝返り・起き上り・臥床の介助を職員同士で行いました。
介助する時に大切なことは、介助の前に利用者様・入居者様に言葉がけをすることと残存機能(できること)を活かすことです。

はじめは、介助される側の重さでうまく動かせない様子でしたが、講師から「体を近づけて(重心を近づけて)」「ベッドの高さを自分(介助する人)に合わせて」とアドバイスをうけながら練習しました。

また、介助される側を体験し、介助者が体を支える時の手を添える位置によっては痛みを感じることに気付きました。介助する時は、相手を包み込むように体を支えることがポイントです。

参加した職員は、ボディメカニクスを活かした時とそうでないときの違いを体で感じながら、一つ一つの動作を確認していました。その違いの大きさに思わず「(楽に移動)できた!」「全然違う!」と驚く職員も。

今日の研修内容をマスターし、利用者様・入居者様にとっても、自分自身にとっても安全に介助できるようにがんばっていきましょう!

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