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令和4年度新規採用職員1ヶ月目研修

2022.5.12 - []

5月6日(金)、4月に入職した職員を対象に1ヶ月目研修を行いました。講師は職員総合教育研修室の柳田室長です。

前半は、4月に行った新規採用職員研修を振り返りました。
1.身だしなみ
2.感染症対策
3.職業倫理
4.介護保険法と自立支援
5.身体拘束廃止と高齢者虐待防止
6.認知症の理解

後半は、「技術よりも大切なものがある」をテーマに、介護の仕事をする上で大切なことは何か考えました。
介護では、人を思いやるこころ・言葉・声がけの「3K」が大切です。笑顔を忘れず、利用者様・入居者様と社会とのつながりを大切にし、ゆっくりわかりやすい言い方で、一人の人間として接することを忘れないようにしましょう。

また、何が虐待に当たるのか、虐待を防ぐためには何が必要なのかに気づくための教材映像を視聴しました。とある介護現場の様子を見て、どこが不適切なケアに当たるか考え、発表します。

  • 入所者が自力で食べられるのに介助しているうえに強引に食べさせるのは、入所者のできることを減らし、誤嚥の可能性がある
  • 車椅子の入所者を二人一度に移動させるのは危険
  • 立ち上がろうとする入所者が心配だからと、Y字ベルトを使用して長時間座らせているのは、家族の同意があるとしても虐待につながるのではないか

など、参加した職員は、業務を優先したり入所者の思いや人権を無視したりするような言動を発見し、発表していました。
入職から1ヶ月経ち、仕事に慣れてきたかと思います。利用者様・入居者様一人ひとりに目を向けて理解し、思いやりを忘れず、これからも仕事に励んでいきましょう。

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