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研修★ハラスメントについて考える!

2022.7.4 - []

6月27日(月)・28日(火)の2日間、各事業所でリーダーを務めている職員を対象に「ハラスメントについて考える!」というテーマでパワーハラスメントについて研修を行いました。講師は職員総合教育研修室 室員の福原さんです。

職場におけるパワーハラスメントとは、以下の3つの要素を全て満たすものをいいます。
優越的な関係を背景とした
業務上必要かつ相当な範囲を超えた言動により
就業環境を害すること(身体的もしくは精神的な苦痛を与えること)
上司が自らの職位・職能に応じて権限を発揮し、業務上の指揮監督や教育指導を行い、上司としての役割を遂行することはパワーハラスメントに該当しません。

厚生労働省のガイドラインにはパワーハラスメントの代表的な例として以下があげられています。
・身体的な攻撃…暴行、障害
・精神的な攻撃…脅迫、名誉棄損、侮辱、ひどい暴言
・人間関係からの切り離し…隔離、仲間外し、無視
・過大な要求…業務上不要なことの強制、仕事の妨害
・過小な要求…程度の低い仕事を与える、仕事を与えない
・個の侵害…私的なことに過度に立ち入る
パワーハラスメントは、職場の雰囲気が悪くなる、人材が流出してしまうなど影響を与えるとされています。

研修では、ハラスメントを予防するために、自分自身でできる対処法について学びました。
自分が幸せであるよう努める
自分が健康で幸せでないと、他の人に手を差し出すことはできません。自分の怒りの感情と程度に気付き、解消することが大切です。
風通しの良い職場をつくる
相手を知り、自分を知ってもらうことで、お互いに気付く・気にする・気かけることができる環境をつくりましょう。
リーダーの役割として業務指導は必要です。もし「言い過ぎたかな」と思ったときはフォローをするとよいそうです。

ハラスメントは放置するとエスカレートするといわれています。
自分自身で意識することと、お互いに気づき合える職場環境づくりの重要性を学んだ研修でした。

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