スタッフブログ

令和4年度新規採用職員3ヶ月目研修

2022.7.8 - []

7月4日(月)、4月に入職した職員を対象に3ヶ月目研修を行いました。講師は職員総合教育研修室の柳田室長です。

今回の研修では、K(危険)Y(予知)T(トレーニング)について学びました。
拭き掃除された後の濡れた廊下を見て、あなたはどう思いますか?
A「あぁ、掃除したんだ」
B「あれ! 濡れてると誰か滑って転んでしまうかも」
濡れた床での転倒事故が多いことを知っていれば、Bのように濡れた床の危険性に気付いて対処し、転倒事故を未然に防ぐことができますね。
KYTは、人の不安全行動や、不安全な環境に気付き、問題解決能力と実践意欲を高める訓練です。例題を見て、どんな危険が潜んでいるか、どのように対策したらよいかを話し合いました。

研修に参加した職員は、キッチンとDさんに着目し、以下の危険を予想しました。
・火がついたままになっていて、Dさんがやけどするかも
・包丁が出しっぱなしになっていて、Dさんがけがするかも
・三角コーナーのゴミが片付けられていないので、Dさんが異食するかも
これらの危険はBさんの消し忘れ・片付け忘れに起因していると考えられます。
対策として、危険なものは片付けて利用者の目につかないようにすることと、介助の際は全体を見渡せるような位置に座ることがあげられました。

研修の最後には、今後のキャリアアップに向けて「なりたい自分」をイメージするため、マンダラチャートについて説明がありました。
マンダラチャートとは、自分の目標を中心に、その目標を実現するために何が必要かを8つあげ、さらにそれらを達成するために何が必要か書き出すことで、自分の考えや目標達成のために必要なことの整理や可視化ができるものです。今や世界中を沸かせているメジャーリーガー 大谷翔平選手も高校時代実践したことで知られていますね。

自分で作ったマンダラチャートをもとに目標を明確化し、それに向かってこれからも研修で学び、現場で経験を積んでいきましょう。

Translate »