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研修★「個人情報保護」について

2022.7.15 - []

7月5日(火)・6日(水)、各事業所の全職員を対象に「個人情報保護」についての研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室の柳田室長です。

兵庫県尼崎市で市民の個人情報が入ったUSBメモリーを紛失した事件はみなさんの記憶に新しいと思います。この事件は委託先業者の社員の不注意により起きました。
個人情報が洩れることで、その人のプライバシーが侵害されたり、犯罪に巻き込まれたりする可能性があります。

令和4年4月に個人情報保護法が改正され、違反に対する罰則が強化されました。また、法改正に伴い「医療・介護関係事業者における個人情報の適切な取扱いのためのガイダンス」も一部改正されています。
介護施設で働く職員は、入居者様・利用者様の個人情報を扱っていることを踏まえ、管理意識を高くもたなければなりません。

介護施設で個人情報が漏洩するルートとして、以下の5つがあげられます。
①施設で働く職員から
②施設を出入りする人から
③施設を退職した職員から
④会社のパソコン・スマホ等の機器から
⑤施設に泥棒が入ったとき
職員間の会話や、個人情報が記載された書類などの保管方法には十分注意しましょう。また、パソコン等情報機器のウイルス対策の徹底や、施設に出入りする人(業者や入居者様ご家族)の把握も大切です。

介護施設の職員は、入居者様・利用者様の情報がなければその人に合った介護をすることができません。介護サービスを受ける入居者様・利用者様も信頼して情報を提供してくださいます。個人情報を取り扱う責任の重さを自覚し、日々慎重な行動を心がけることを改めて感じた研修でした。

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