高校生が高齢者を疑似体験
2022.10.22 - [福祉体験学習]
10月20日(木)、五所川原第一高等学校で開催された「進路ガイダンス」(主催/株式会社ライセンスアカデミー)に参加してきました。職員総合教育研修室 室員の工藤さんが講師を務め、介護の仕事に興味がある2年生12名が集まりました。
まずは、高齢者の特徴を説明。筋力、バランス力、持久力などが低下すること、内臓の機能低下により免疫力が下がったり骨折のリスクが高くなったりすること、脳の萎縮(いしゅく)により物忘れや意欲の低下があることなどを話し、理解を深めていただきました。
次は、高齢者疑似体験セットを使用し、腰が曲がった状態や片側がまひしている状態を体感していただきました。手首や足首などに合計4㎏程のおもりを装着し、ひじやひざにサポーターを装着することで曲げづらくし、視界ゴーグルで内障による色覚変化やぼやけて見える状態、視野の狭さを体感します。
疑似体験セットを装着し、「歩く」「新聞を見る」「文字を書く」「箸で豆を皿に移す」などの動作に挑戦。「新聞の記事が見えない!」と新聞に顔を近づける様子が多くみられました。
その他にも「腰が曲がった状態で歩くのが大変だった」「(利き手側がまひしていると)文字がなかなか書けない」と驚き、楽しみながら高齢者の身体的変化を感じていた様子でした。
今回の体験を通して、介護のお仕事に理解を深め、就職先の一つとして考えていただけると嬉しいです。
サンタハウス弘前では、出前講座・就職説明会に対応しております。興味がありましたらお問合せください。
TEL 0172-99-1255(社会福祉法人 弘前豊徳会 法人本部)
※許可を得て、写真撮影・掲載しています。