１０月２０日（木）、株式会社明治より千葉聡美氏を講師にお迎えし、乳たんぱく質とフラクトオリゴ糖についての研修を行いました。

まずは、乳たんぱく質について。
たんぱく質は、筋肉の材料にもなる、体になくてはならない栄養素です。食事により摂取しますが、高齢者の場合、食事量が減ることなどからたんぱく質不足になるリスクがあります。
たんぱく質の中でも、牛乳に含まれる「乳たんぱく質」はＢＣＡＡとロイシンが豊富で、からだづくりに適したたんぱく質だといわれています。

厚生労働省が「生活習慣病予防のために現在の日本人が当面目標とすべき摂取量」としているたんぱく質摂取量がありますが、ほとんどの人が目標量に達していないのが現状です。
今の食生活にプラス１０ｇたんぱく質を摂るようにすると良いそうで、食事や間食に乳飲料や乳製品などを取り入れることで効率よく摂ることができます。

続いて、フラクトオリゴ糖について学びました。
オリゴ糖は様々な原料に入っていて、意識せずに接種している成分です。平均すると、一人当たり１日０．５ｇ摂取していますが、３ｇ摂取をおすすめしているそうです。

今回取り上げられたフラクトオリゴ糖は、オリゴ糖の一種で、砂糖に近い爽やかな甘味がありますが、虫歯になりにくく、糖として吸収されないという特徴があります。また、腸内の善玉菌を活性化させることで健康に役立つ食品成分でもあります。フラクトオリゴ糖を一日３ｇ摂取するには、バナナ１０本、トマト１３個と膨大な量ですが、明治では、おいしくフラクトオリゴ糖を摂取できる商品が多数ありますので、チェックしてみてください。

からだに大切な栄養素や効果的な摂り方などについて理解を深めることができました。
千葉様、ありがとうございました。