東日本大震災追悼のつどい
東日本大震災から12年を迎えた3月11日(土)、東日本大震災追悼のつどいを行いました。
サンタハウス弘前は、東日本大震災以来、岩手・宮城・福島の被災地から施設に入所が困難な高齢者を受け入れており、この12年で200名以上を受け入れ、現在も40名ほどサンタハウス弘前で暮らしています。
この日は、被災地からの入居者様20名が10号館1階のパブリックスペースに集まり、テレビで各地の追悼式の様子を見ながら黙とうを行い、献花をしました。
それに加え、今年は、入居者様がふるさとへの思いを書いた鳩の形のバルーンを空へ飛ばしました。「二度と大津波がこないように」「100歳まで頑張ります」「地元に帰りたい」など書かれています。
鳩のバルーンは風に乗って羽ばたき、空へ消えていきました。鳩が入居者様の思いや願いをふるさとへ届けてくれることを願います。
追悼のつどい終了後「12年経っても忘れないよ」と地震の時の様子を職員に語る入居者様。サンタハウス弘前での思い出を増やし、穏やかに過ごしていただきたいと思います。
※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています。