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コミュニティキッチンを作る会を行いました

2023.3.29 - []

サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)の1階には、オープンキッチンがあります。これまでにイベントで何度か使用していますが、地域住民が利用できる、地域に開かれた活用法について話し合う「コミュニティキッチンを作る会」を開催しました。

3月18日(土)、弘前市民10名が参加し、「多世代交流」「生涯活躍」「健康増進」などをテーマに、活用法について話し合いました。参加者の年齢は20代から70代まで、移住者や栄養士、飲食店経験者、地域のボランティア活動に参加している方など、年代・経歴がざまざまです。

まずは参加者同士の自己紹介から。
自己紹介でそれぞれが「伝統料理を次世代へつなげたい」「子ども連れでも入りやすいところにしたい」「病気でも、障がいがあっても食べられる食事(ケトン食)で何かできないか」「みんなと何か面白いことがしたい、頑張りたい」など参加の動機や思いを話してくださいました。

続いて、実際にキッチンを見学。
サンタハウス弘前公園のキッチンの設備について、阿保施設長の説明を聞きながら、現時点で使用できる設備や調理器具などを確認しました。

サンタハウス弘前公園は、次の特徴を持った施設です。
高齢者向け住宅…2~5階はまだ元気な高齢者向けの住宅で、自炊している入居者が半数。お弁当を注文している入居者もいる。

健康づくりの場…1階では運動特化型のデイサービスやパワリハ運動教室を運営しており、1日30~40名の高齢者が来所している。

交流の場…健康、文化、終活などジャンルにとらわれない地域住民向けのイベントを月数回実施。内容によっては多世代が集まることもあるが、子どもや親子で集まるイベントの開催はまだ少ない。

生涯、全員活躍の場…地域の方が交流するだけでなく、自ら役割を持ち、活躍するための場所としての取り組みをしている。
特徴をふまえ、この場所で誰を対象にどんな使い方ができるかを話し合いました。

話し合いは「次世代に伝えたい料理であり、移住者の参加者が興味を示した『けの汁』や『津軽そば』など郷土料理がいいかも」という話題で盛り上がりました。「自分たちがわくわくすることをしよう!」「今ある設備や参加できる人で、できることからやってみよう」ということでこの日の話し合いは終了。

参加者からは「このイベントの開催がなければ、出会うことがない人たちと出会うことができた」「人のつながりの大切さを感じた」「様々な経歴の人から、いろいろな考えを聞いて参考になった」など感想をいただきました。
「コミュニティキッチンを作る会」が今後どのような形になっていくか、引き続きホームページやFacebookでお伝えしていきます。
また、今回集まった方々に限らず、サンタハウス弘前公園では、オープンキッチンを利用したワークショップや料理教室、模擬店営業などに興味がある方のお問い合わせに対応しています。お問い合わせは電話(0172-88-7707:サンタハウス弘前公園)もしくは「コミュニティキッチンを作る会」お問い合わせフォームからご連絡ください。

※許可を得て、写真撮影・掲載しています。

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