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新規採用職員研修★1か月目研修

2023.5.13 - []

サンタハウス弘前では、4月に入職した職員を対象に、働くうえで必要な基礎知識と技術を1か月間集中して研修します。
5月8日(月)、これまでの研修を振り返る1か月目研修を行いました。講師は職員総合教育研修室の柳田室長です。

まずは、4月に行った新規採用職員研修で学んだことを復習しました。
1.身だしなみと感染リスク
2.職業倫理
3.介護保険法と自立支援
4.身体拘束廃止と高齢者虐待防止
5.認知症の理解

次は、「技術よりも大切なものがある」をテーマに、介護従事者側の思い込みや業務の都合ではなく、利用者様・入居者様の立場を考えて行動することの大切さを考えました。
介護従事者向けの研修用映像を視聴し、事例映像内で気付いた不適切・好ましくない職員の言動や問題点について話し合いました。

例えば、食事のシーンで、入居者が食事中にも関わらず空いた食器を片付けたり、「おいしいし、早く食べられるから」とごはんにおかずを混ぜて食べさせたりしていました。
この点に関して、参加者は「自分が入居者の立場だったら、次々食器を片付けられると、せかされている感じがする。ごはんにいろいろ混ぜられるもの嫌だ」と述べていました。

また、眠くて居室にいる入居者に対し「リビングに行けば、みなさんがいて楽しいですよ」と強引に連れていくシーンについて、参加者は「感情の押しつけは良くないと思う」と述べていました。

研修映像では職員の入居者に対する「○○ちゃん」「いい加減にしてよ」など不適切な発言があり、その点についても参加者は取り上げていました。

今後、現場で過ごす時間が増える新規採用職員のみなさんですが、利用者様・入居者様の尊厳やプライバシーを守り仕事に従事することを改めて確認しました。

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