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研修★介護基礎技術研修 ~実技確認編~

2023.5.19 - []

5月15日(月)、各事業所の全職員を対象に介護基礎技術の研修を行いました。今回は、立ち上がり・移乗の介助について学びました。講師は、介護老人保健施設 サンタハウス弘前でユニットリーダーを務める竹浪さん、高橋さん、石河さんです。

▲写真左から、石河さん、竹浪さん、高橋さん

まずは前回の振り返りから。参加者が苦手とする上方への水平移動を重点的に行いました。スムーズに移動できない参加者に対し、以下を改善しました。
・入居者の頭部寄りに立って、介助者の方へ引き寄せるようにする
・一度に移動しようとはせず、何回かに分けて移動する

次は、立ち上がりの介助です。人間は立ち上がるとき上体を前へ倒します。これは介助にも共通しており、それをふまえた上で立ち上がり・移乗の一部介助と全介助の実技をしました。

立ち上がりを全介助する時のポイントは、介助者は入居者にできるだけ近づき、入居者の上体をしっかり介助者に乗せることです。

ひと通り介助の仕方を理解した後、今度は講師が入居者役になり練習しました。
参加者が遠慮がちに介助しているのを感じた講師から、遠慮がちだと介助される側も不安を感じるので、しっかりと身体を密着させることがポイントであることが伝えられました。その他にも手の添える位置、力の入れ方のアドバイスをうけ、参加者はコツをつかめた様子です。変化を感じ「あっ」と声をあげることもありました。

参加者は練習を重ねるごとに上達し、講師から「さっきより良くなった」と言われるとほっとした表情を見せていました。その他にも、介護者や入居者によって方法は異なることをふまえた上で、現場で活用できる技術を教えてもらっていました。

講師を務めた職員はじっくりと指導し、参加した職員はじっくりと学ぶことができた研修でした。

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