ココロスッキリ☆初めてのマインドフルネス ~脳のストレッチ~
2023.5.29 - [イベント・サービス付き高齢者向け住宅「サンタハウス弘前公園」・弘前版全世代・全員活躍型生涯活躍のまち 交流・活躍の場創出事業]
5月13日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)で「ココロスッキリ☆初めてのマインドフルネス ~脳のストレッチ~」を開催し、サンタハウス弘前公園の入居者様や地域住民が多数参加しました。講師はmikakoさんです。mikakoさんは、子どもと関わる仕事をされていて、7年ほど前に仕事で参加した研修でマインドフルネスを知ったそうです。
マインドフルネスとは、「今この瞬間に、価値判断をせずに意図的に注意を向けることで得られる気づき」と定義されています。
mikakoさんは、マインドフルネスを脳科学の側面から見た「ネガティブな感情から早く立ち直れる」「感情に振り回されなくなる」などの効果に注目しているそうです。
めい想する時に用いる「呼吸再訓練法」について説明を受けた後、実際に小石を使用しためい想「小石のワーク」をやってみました。
まずは、紙の上に置いた小石の色、形、傷など意図的に見ます。角度も変えて見ます。
次は、手のひらにのせてじっくり眺めながら触ります。ざらつきや凹凸などを感じ取ります。
最後は、小石を握りしめて、めい想します。2分間、呼吸法を用いて、握りしめた小石の感覚に集中しました。
「周りの音が気になる」「今日の晩御飯何にしよう」など考えが浮かんだら、握りしめた小石に意識を戻します。
「どうしてもいろんなことを考えてしまうが、どうしたらいいか?」と質問する参加者に対し、mikakoさんは「考え事を、空の雲や川に浮かべた葉っぱのように、時間とともに過ぎ去るものととらえるといいですよ」とアドバイスしていました。
mikakoさんによると「考え事の価値判断はせず、その気持ちに気付くこと」「考え事と自分自身と距離をとること」が大切なのだそうです。
1時間の体験でマインドフルネスを理解するのは難しかったようですが、意図的に感じるための感覚の高め方はつかめた様子。マインドフルネスの説明前と「小石のワーク」終了後に、「意図的にシンギングボウルの音を聴く」という体験をしたのですが、聴く時の集中の仕方が変ったようです。
呼吸法に興味をもった参加者もいて「今日から呼吸法をやってみようと思う」とおっしゃっていました。
mikakoさん自身、マインドフルネスについて今回はじめてワークショップを行ったため緊張したそうです。「やってみたいことができて良かった。これからも皆さんの生活に活きるワークショップをしたい」とおっしゃっていました。
※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています。