６月８日（木）、各事業所の全職員を対象に介護基礎技術の研修を行いました。講師は、介護老人保健施設 サンタハウス弘前でユニットリーダーを務める竹浪さん、松岡さん、石河さんです。今回は「発展編」ということで、これまでの基礎編と確認編で学んだことを振り返り、実技を通してチェックしました。

下肢筋力の低下により一人で立つことができない入居者様を想定し、離床や車いすへの移乗、臥床後の位置を変える時の介助などを一連の流れで行います。
講師の手本を見た後に、参加者同士で練習しました。

いよいよ本番。少し緊張しているように見える参加者に講師からひとこと。「この研修で大切なのは、スピードや上手さではなく、ボディメカニクスを意識し、入居者様の残存機能を活かせるように声がけしてやってもらうことです」

参加者は、一つひとつの動作を確認しながら望んでいました。４月に行った研修では、なかなかスムーズにできなかった水平移動が、今回の研修では上達しているのが分かります。講師もうなずきながら見ていました。

全３回の「介護基礎技術研修」で介助の基本を学びました。現場では利用者様・入居者様一人ひとりに合った介助が必要となります。講師を務めた先輩職員から「技術に磨きをかけていって、がんばってください」とエールが送られました。