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出前講座をしてきました

2023.7.13 - []

7月5日(水)、弘前市立北辰中学校(長尾朗校長)で開催された福祉体験学習で、職員総合教育研修室の柳田室長と室員の工藤さんが講師を務めました。
青森県福祉人材センターが実施している「福祉の仕事“あれこれ”出前講座」の一環です。

体験学習には3年生の生徒36名が参加。工藤さんが介護職の種類や魅力、高齢者の特徴について説明しました。

車いす体験と高齢者疑似体験も行いました。
ペアになり、高齢者役で車いすに乗る人と介護職員役で車いすを押す人を交代して体験しました。車いすのスピードが速かったり、急に動いたり、段差を越えたりするときは「こわい」と感じた様子。段差をこえるために車いすを傾けた際、びっくりして声を上げる生徒もいました。

高齢者と介護職員双方の立場を体験することで、「ゆっくり押す」「声をかけてから車いすを動かす」など大切なことに気付くことができました。

高齢者疑似体験では、サポーターやおもり、高齢者の見えにくさを再現したゴーグルなどを装着し、身体機能が低下した状態を体験しました。
疑似体験セットを装着して、「新聞を見る」「箸でおはじきを皿に移す」「階段の上り下り」などをしてもらいました。腰が曲がり視界も狭く、動きづらいことに驚く生徒。

色や形によっては見えにくい文字があること、視野が狭く周りがあまり見えないことが分かりました。

体験を終えた生徒から「いつか自分が介護をする側になったら、車いすを押すとき声をかけるのを忘れないようにしたい。普段できないことが体験でき、これからに活かしていきたい」と感想をいただきました。生徒のみなさんは楽しみながら、高齢者について、介護の仕事について知ることができたようです。

※許可を得て、写真撮影・掲載しています。

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