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研修★高齢者の脱水対策 ~株式会社大塚製薬工場様~

2023.8.4 - []

7月20日(木)、株式会社大塚製薬工場から佐藤文範氏を講師にお招きし、「脱水と熱中症 その対策について」というテーマで、各事業所の全職員を対象とした研修を開催しました。

夏になると耳にする機会が増える「脱水症」「熱中症」について理解を深めた後、高齢者の脱水症対策について学びました。

高齢者が成人に比べて脱水症になりやすいといわれるのには、以下の3つの理由があります。
①筋肉量が減り、体内の水分を保持できない
②食事量の減少にともない、食べ物からの水分摂取量が減っている
③のどの渇きや暑さに気がつきにくい

高齢者は汗をかく機能が低下するため体の熱を放出しづらく、そのうえ、暑さ寒さを感じにくいことから夏でも着こんでしまう場合があります。脱水症予防のために、夏は首・手首・足首に風が通る服装を心がけましょう。

体に必要な水分は、飲料水だけでなく食事からも摂取されるので、きちんと食事をとることも脱水症対策につながります。

「脱水症かも…」と感じた時は、すばやく水分補給を行う必要があります。大塚製薬工場のOS-1などの経口補水液は、脱水状態時に必要な水分と塩分と糖分がバランスよく配合されており、すばやく補給できる飲み物です。えん下困難な方でも飲み込みやすいゼリーもあります。

高齢者施設では日々の脱水症対策が大切であると改めて感じた研修でした。
佐藤様、ありがとうございました。

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