７月４日（火）、５日（水）、１０日（月）、１１日（火）、各事業所の全職員を対象に「個人情報保護」に関する研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室の柳田室長です。
利用者様・入居者様が介護サービスを利用するためには、氏名、年齢、住所、電話番号、身体状況、既往歴、家族構成、性格、趣味などの個人情報が必ず必要になります。
個人情報は、介護サービス利用中も利用を中止・終了した後も長い期間保存され、介護サービスを提供する側にとっても、ご本人やご家族にとっても、非常に大切なものです。
個人情報が漏洩すると、漏洩した情報により、利用者様・入居者様ご本人やご家族などが迷惑行為や被害に遭う可能性があります。そして、漏洩させた事業所は信用失墜などのダメージを受けることは避けられません。

漏洩のケースとして、施設で働いている職員の不注意があげられます。メールやファックスの誤送信や、関係のない人の書類を利用者様・入居者様や外部の人に見せてしまうなどです。

また、施設に出入りしているご家族や業者に職員同士が話している内容が聞こえてしまい、情報漏洩につながるケースもあります。

介護現場では、多くの利用者様・入居者様の個人情報を取り扱っていることを自覚し、責任をもって行動することの重要性を改めて認識する研修でした。