スタッフブログ

令和5年度第一回避難訓練(水害)

2023.8.24 - []

厚生労働省では、介護施設に対し「年二回以上避難訓練を実施すること」としています。また、「年一回は夜間の訓練若しくは夜間の発災を想定した訓練を実施するよう努めること」としています。

近年、各地で豪雨による災害が発生しています。サンタハウス弘前がある弘前市大川地区でも令和4年8月の大雨で岩木川の水が流れ込み、多くのりんご園が浸水被害を受けました。

7月14日(金)、大川地区にあるサンタハウス弘前で水害を想定した避難訓練を行いました。
前日から降り続いた大雨の影響により、近くの川の水位が上昇、その後「高齢者等避難(警戒レベル3)」が発令されたという想定です。警戒レベル3は、「高齢者等以外の人も必要に応じ普段の行動を見合わせ始めたり、避難の準備をしたり、危険を感じたら自主的に避難するタイミング」とされています。

訓練では、各事業所での垂直避難の流れを確認しました。
垂直避難とは、今いる建物やすぐ目の前にある建物の2階以上のなるべく高いところへ移動する避難方法のことです。
介護老人保健施設(4号館)では、1階の入居者様や生活支援ハウス(5号館)の入居者様が、介護老人保健施設の2階へ避難しました。

2階では、避難してきた入居者様が入れるように、テーブルなどを移動し広いスペースを確保しました。

訓練終了後、各施設の担当者が集まり振り返りました。災害の状況にもよりますが、避難経路の見直しが必要な施設もありました。今回の訓練で見えた問題点を改善し、今後予想される災害への備えが必要です。

Translate »