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フレイル、サルコペニアと栄養 ~株式会社明治様~

2023.10.5 - []

9月6日(水)、株式会社明治から千葉聡美氏を講師にお迎えし、「フレイル、サルコペニアと栄養」というテーマで研修を行いました。

「フレイル」とは、加齢に伴う様々な機能変化や予備能力低下によって、心身の脆弱が現れた状態で、「サルコペニア」とは、骨格筋量の減少に伴って筋力もしくは身体機能が低下している状態です。

サルコペニアにより筋肉量が減ると、基礎代謝が低下し、消費エネルギーの減少により食欲が低下することで低栄養となり、さらなる筋肉量の減少につながります。
筋肉量が減ると、歩行速度や活動度の低下、転倒・骨折につながり、サルコペニアを悪化させるというフレイルの悪循環に陥ってしまうこともあります。

フレイル、サルコペニアの予防・対策には、運動と栄養を併せた介入が有効であるといわれています。研修では、予防・介入法として栄養療法について学びました。
栄養療法のポイントは、「十分なエネルギーの摂取」と「たんぱく質の適切な摂取」です。

たんぱく質の摂取については、朝食で不足した分を昼食・夕食でカバーするのではなく、3食バランスを整えて摂取するようにしましょう。
メイバランスをはじめとする栄養補助食は、エネルギーとたんぱく質を手軽に摂取できます。食事での摂取が不足しがちな時に使用するのもいいですね。

フレイル、サルコペニアの予防には運動と併せて、エネルギーとたんぱく質が必要であり、バランスよく摂ることも重要であると学びました。
千葉様、ありがとうございました。

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