職員総合教育研修室では、４月に入職した職員を対象に、１か月目、３か月目、６か月目、９か月目、１年目の節目にフォローアップ研修を実施しています。
９月２８日（木）、６か月目研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室の工藤さんです。

まずは、ヒヤリ・ハットについて理解を深め、ヒヤリ・ハット事例の原因を考え予測される重大事故を考える演習を行いました。
「ヒヤリ・ハット」とは重大な事故に直結する一歩手前の出来事です。「ヒヤリ」としたり、「ハッ」としたりすることがあったら、その先の重大事故を防ぐために、早期に対応することが大切です。

次に、ＴＡエゴグラムで自身の自我状態を調べました。ＴＡエゴグラムは心理テストを使い、その結果を図表化することで、自分自身の強み弱みを客観視できます。

最後に、アサーションについて学び、演習を行いました。アサーションとは自分も相手も大切にする自己表現法です。
演習では、様々なケースを想定し、アサーティブな（自分の気持ちや考えを大切にする一方で相手への配慮も考えた）回答を考えました。先に行ったＴＡエゴグラムの結果も踏まえ「自分ならどう答えるだろうか」「アサーティブに答えられるだろうか」と話し合いました。

入職から６か月経ち、仕事に慣れたころですが、ヒヤリ・ハットの重要性を忘れず、安全な施設づくりに努め、入居者様や利用者様、他の職員との良い関係づくりも心掛けていきたいですね。