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出前講座をしてきました ~弘前市立新和中学校~

2023.11.14 - []

10月25日(水)、弘前市立新和中学校(船水泰秀校長)で開催された福祉体験活動で、職員総合教育研修室の工藤さんが講師を務めました。1学年の生徒を対象に、高齢者に関わる医療・福祉関連の仕事について講義をした後、車いす体験、心肺蘇生・AED演習を行いました。

介護に関連する職種には、相談援助職(ソーシャルワーカー)と介護福祉職(ケアワーカー)があります。工藤さんは生徒に、介護職を目指す人には「誠実な人柄」「幅広い見識」「優しい心」などが必要であること、介護の魅力は「人の役に立つ」「やりがいがある」などであることを伝えました。

車いす体験では、いすから車いすへの移乗と車いす走行を体験しました。
動作に集中して声がけを忘れそうになりながらも「散歩行こうか」「ご飯食べに行こうか」と様々な場面を想定して声をかけていました。
段差を越える時は、ステッピングレバーを踏んでもうまく前輪が上がらず苦戦する場面も。高齢者役で座っていると、段差を越える時「こわい」と感じ、声がけやゆっくり車いすを押すことの大切さを学んだようでした。

心肺蘇生とAED演習では、緊急時の対処法について説明しました。生徒のみなさんは、心肺蘇生で胸骨を圧迫する時の腕の角度やAEDの操作方法を熱心に聞き、実践していました。心肺蘇生は救急車が来るまで続けなければなりません。見て、聞いて、体験することでスムーズに心肺蘇生を交代できるようになりました。

講義終了後はたくさんの質問をいただきました。後日いただいた感想を見ても、「学んだことを実践したい」「必要な資格についてもっと調べてみたい」など、介護に関する仕事に興味をもっていただけたようです。

※許可を得て、写真撮影・掲載しています。

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