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令和5年度新入職員1年目研修

2024.3.12 - []

3月6日(水)、令和5年度4月に入職した職員を対象に1年目研修を行いました。講師は、職員総合教育研修室 室員の工藤さんです。

研修のテーマは「科学的介護」です。
まずは、現場で取り入れている「LIFE」について理解を深めました。LIFEは、厚生労働省が全国の介護事業所から利用者の状態や、ケアの計画・内容などを収集し、そのデータを分析してフィードバックするシステムです。全国規模でサービスの質を比較でき、サービスの標準化が進むだけでなく、共通ルールのものとで情報共有できるので、職種間のコミュニケーションを改善し、ケアに反映できるというメリットもあります。

次に、毎日の介護の中で、どのように科学的介護を取り入れられるか考え、発表しました。
例えば、自分で食事をとろうとしない入居者様に、食事に興味をもって自分で食べてもらうための方法として、「食事中の声がけを変えてみる」「好きなものを提供してみる」などあげられました。様々な取り組みを実践することでそれが根拠となり、入居者様の食事量が増加するかもしれません。

「どうにかならないか」を考え、根拠に基づいたケアをすることが大切であることを学びました。

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