３月２３日（土）サンタハウス弘前公園（弘前市元大工町）で、施設１階にあるオープンキッチンを活用してみたい人へ向けたワークショップ「オープンキッチンを活用してみませんか?」を開催しました。調理業務や総菜販売の経験がある人、農家の人などが参加しました。

まずは、サンタハウス弘前公園について説明しました。施設の２～５階はサービス付き高齢者向け住宅で、入居者様の７割は「自立」の人です。自炊している人が半数いらっしゃいます。
１階の交流スペースでは、週末にイベントを開催しています。イベントには入居者様も地域の人も参加可能です。サンタハウス弘前公園のイベントは、自分の経験・知識・特技を活かした活動をしてみたいという人の「はじめて」を支援しているのが特徴です。これまでにキッチンを活用して、カフェの模擬営業、料理教室などをしてきました。学生や親子がイベントを開催した実績もあります。

次に、実際にオープンキッチンを見ていただきました。参加者はキッチンの広さと設備に驚きつつ、調理器具や食器などの備品について確認していました。

最後に、参加者の「今してみたいこと」をうかがいました。
・自分が育てた農作物を使った料理の試食会をして、意見を聞きたい
・総菜の販売をしてみたい
・野菜を販売してはどうか
これまでの事例と実際のキッチンを見て、はじめての人も挑戦しやすい環境であることを知って、参加者はさまざまな「やってみたいこと」が思い浮かんだ様子。なんだか楽しいことや面白いことができそうな予感がします。

実はこのワークショップが開催される前、阿保施設長が手作りランチを入居者様に提供していました。

メニューは、茹で鶏と鯖竜田揚げの中華ネギソース、エスカルゴ風焼きしいたけ、温野菜サラダ、シュウマイ、稲荷ずしなど、入居者様の野菜不足解消と高齢者に不足しがちなタンパク質が摂れる内容です。
「おいしい」と大変好評で、みなさん完食!

今回も地域の人がお手伝いにきてくれました。フロアスタッフを担当している小学生は入居者様に人気です。子どものお仕事体験となる一方で、入居者様の楽しみにもなっています。

サンタハウス弘前公園のオープンキッチンを使用した活動に興味がある方は、下記よりお問い合わせください。
見学や相談は事前にご連絡のうえお越しくださいますようお願いいたします。

電話→０１７２‐８８‐７７０７（担当：阿保） お申し込み・相談フォーム→こちらをクリック

※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています