４月１１日（木）、ユニ・チャーム株式会社から排泄ケアコーディネーターの平井由華子氏を講師としてお招きし、排泄ケア研修を行いました。

リハビリパンツ(パンツタイプ)・おむつ（テープ止めタイプ）・パッドの種類や機能、リハビリパンツの装着方法や、おむつ交換をする時のポイントを学びました。

研修では、きちんとおむつとパッドをあてないとどうなるか試してみました。
きちんとおむつとパッドをあてないまま、おむつの中に青い液体を流してみると…

太ももの辺りから、液体が漏れてしまいました。
おむつをひらいて見てみると、おむつのギャザーが立っておらず、パッドがギャザーの上に重なることですき間ができ、そこから漏れてしまったようです。

また、おむつが折れて重なっていたため、液体をきちんと吸収できなかったようです(赤線で囲んでいる部分)。

正しくおむつをあてることの大切さを学んだうえで、実際におむつをあてる練習をしました。おむつの位置を合わせるのが難しかった様子。おむつがずれて吸収体と尿道口の位置が合わないと、漏れの原因になります。

おむつを正しくあてることで、利用者様・入居者様は気持ちよく過ごすことができ、介護職員は漏れによる衣類やシーツなどの交換作業が減るので、双方の負担軽減につながります。
何度か練習し、おむつの正しいあて方をマスターしていました。