スタッフブログ

研修★リハビリテーション栄養、摂食・嚥下障害と食事介助

2024.8.31 - []

8月21日(水)、株式会社明治から千葉聡美氏を講師にお迎えし研修を行いました。

1つ目のテーマは「リハビリテーション栄養」です。
低栄養(たんぱく質などの栄養が不足している状態)の人が、リハビリをすると必要なエネルギーをつくるために筋肉を分解するので、さらなる栄養状態の悪化を招くとされています。

運動と栄養を合わせたケアをすることでリハビリの効果が高まるという研究発表があるそうです。筋力を高めるには、リハビリの直後に必要な栄養を摂取するとよいといわれています。

2つ目のテーマは「摂食・嚥下障害と食事介助」です。嚥下のメカニズムや、摂食・嚥下障害について、食形態・食事介助のポイントを学びました。
摂食・嚥下障害とは、食べ物を口から胃まで送り込むことの障害だけではなく、嚥下前の動作や知覚、運動神経の動きの障害も含みます。

高齢者がかかる肺炎は、誤嚥による誤嚥性肺炎が多いとされています。誤嚥を防ぐために、食形態に工夫が必要です。また、食事介助の際は、食事への意識づけ(食事に集中できる環境づくりや食前の口腔ケア)、座位の姿勢に配慮し、声かけをすること、スプーンを使用する時は、形状や口への入れ方抜き方に配慮が必要であることを学びました。

入居者様のQOLの維持・向上のためにも栄養を摂取することが必要であり、中でも今回は「食べる」ことの大切さを学ぶことができました。

千葉さま、ありがとうございました。

Translate »