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研修★フレイル・サルコペニアと栄養 ~株式会社大塚製薬工場様~

2024.10.10 - []

9月25日(水)、株式会社大塚製薬工場から佐藤文範氏を講師にお迎えし、「フレイル・サルコペニアと栄養」というテーマで研修を行いました。

フレイルとは、加齢に伴って体と心の働きが弱くなった状態をいいます。フレイルは進行すると介護が必要な状態に移行するといわれていますが、しかるべき介入により回復するともいわれています。

サルコペニアとは、加齢に伴って筋肉量と筋力が低下することです。

特に高齢者の場合、食欲・摂取量の低下により低栄養状態になると、筋肉が減りサルコペニアになります。サルコペニアになると、疲れやすく基礎代謝や身体機能が低下し、活動量が減ることからエネルギーが消費されず、さらなる食欲低下や摂取量の減少につながります。この悪循環「フレイルサイクル」を断ち切ることが、フレイルからの回復の鍵なのだそうです。

研修では、サルコペニアを予防し筋肉量を維持・増大させるためにはたんぱく質、特にBCAA・ロイシンを摂取することが有効であると説明がありました。加齢などにより、食事量が少なくなっている場合は、大塚製薬工場のリハデイズなどサポート飲料を併用するとよいそうです。

利用者様・入居者様の健康維持・増進に関する、たんぱく質の重要性を学ぶことができました。
佐藤様、ありがとうございました。

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