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イベント★桜のまち 風花茶房(かざはなさぼう)

2024.10.15 - []

9月21日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)でイベント「桜のまち 風花茶房」を開催しました。
「桜のまち 風花茶房」は、弘前市在住のライター 清水典子さんが店主を務め、依頼先に出向いてお茶などを提供する店舗をもたない喫茶店です。津軽の地方紙 陸奥新報で「私的に素敵そのあとに」を連載している清水さんのお話を聞きながら、お茶をいただきました。

提供されたお茶は、ガマズミ茶。ガマズミは、酸味があり滋養が豊富な赤い果実です。マタギが疲れを取るのに食べていたそうで、「神ツ実」とも書きます。ティーバッグにお湯を注ぎ3分待つと鮮やかなルビー色に。

茶菓には、清水さん手作りの杏のコンポートとドライフルーツが提供されました。

▲コンポートは形が崩れないように丁寧につくられています

▲ドライフルーツの作り方を話す清水さん

青森県は杏の生産量が日本一だそうです! 初めて知った参加者も多く驚いていました。「(ドライフルーツ)かめばかむほどおいしい」「ガマズミ茶と合う」とみなさん味わっていました。

ガマズミ茶をいただきながら、清水さんの著書「私的に素敵」「私的に素敵そのあとに」についてお話を聞きました。「私的に素敵」は青森県内外で活躍する津軽出身の女性を取材したものです。「取材後あの人はどのように年を重ねただろうか、また会いたいな」と再び話を聞いた「私的に素適そのあとに」は、現在、陸奥新報で第三水曜日に掲載されています。

取材した人たちについて、どんな活躍をしているか、その人の人柄や取材時のエピソードなど、時間の許す限り紹介してくださいました。参加者の中には清水さんが取材した方も多く、懐かしそうに取材当時の話をする様子も見られ、取材した時と同じ服を着て参加し、清水さんを驚かせた方もいらっしゃいました。

「取材を通して、みなさんから元気をもらった。誰もが、ふるさとを想う気持ちはずっと変わらないと感じた」と話す清水さん。清水さんの紹介する女性たちの魅力に、参加者は熱心に耳を傾けていました。

※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています

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