１０月２２日（火）、株式会社明治から川﨑貴大氏を講師にお迎えし、「ＮＳＴについて」というテーマで研修を行いました。

ＮＳＴとは、Ｎｕｔｒｉｔｉｏｎ　Ｓｕｐｐｏｒｔ　Ｔｅａｍの略です。日本語では、栄養サポートチームといいます。栄養管理をその人に応じて適切に実施することを栄養サポートといい、多職種がそれぞれの専門的な知識・技術を活かしながら一致団結して実践する集団をＮＳＴといいます。

栄養管理をおろそかにすると、いかなる治療も効力を発揮できず、栄養障害に起因する種々の合併症を併発することがあります。

研修では、栄養管理で用いられるエネルギー必要量や水分量の算出方法や、口から食事（栄養）を摂取することができない場合の栄養補給方法についても説明がありました。
口からの食事が困難な場合、明治インスローなどの栄養機能食品を、胃に直接補給する胃ろうという方法があります。明治インスローは糖質の吸収速度に配慮した流動食です。

各職種の専門性を活かし、一人ひとりにあった栄養改善に取り組むことが、早期回復を促し、ケアの質の向上につながることを学びました。
川﨑さま、ありがとうございました。