どせばいい?カードで人生会議の模擬体験 第2回
2024.11.30 - [サービス付き高齢者向け住宅「サンタハウス弘前公園」・弘前版全世代・全員活躍型生涯活躍のまち 交流・活躍の場創出事業]
11月9日(土)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)で「どせばいい?カードで人生会議の模擬体験」を開催しました。
昨年度に続き、2回目となる今回は、入居者様、地域の人(小学生のお子さんと親子で参加いただいた方もいました!)、地域包括支援センターの職員や福祉用具を扱っている方など24名が参加しました。
このイベントは、「人生会議」の普及を目的に、サンタハウス弘前公園と、「どせばいい?カード」を作った特別養護老人ホーム三思園(社会福祉法人中央福祉会/青森市)と、医カフェを運営するNPO法人ココキャン(弘前市)の3団体がコラボして開催しています。
「どせばいい?」は津軽弁で「どうしたらいいかな?」という意味です。
青緑の面には「わのえで、死に水をとってもらいて!(家で最期を迎えたい)」「あずましい介護福祉士がいねばまいね!(寄り添う介護福祉士にいてほしい!)」など、自分がもしものときどうして欲しいか(一人称)が書かれています。オレンジの面には、家族はこう望んでいるのではないか(二人称)が書かれています。
三思園の看護師長 高橋さんによるルール説明の後、さっそく一人称でのゲームをスタート!
5枚の手持ちカードを見えるように並べ、自分の意にそわないカードがあれば、中央に並べられたまきカードと交換します(2巡目以降はパスもOK)。交換する時は、その理由を他の参加者に伝えます。参加者が交換したいまきカードがなくなったら、新しくカードを5枚並べます。
交換を繰り返し、カードがなくなったら終了です。最後に残った5枚の手持ちカードの中から、特に想いを伝えたいカードを3枚選び、他の参加者と想いを共有します。
参加者はじっくり考え、迷ったときはその思いを話しながら、カードを選んでいました。時々「この津軽弁はどういう意味?」と津軽弁について話すことで場が和んでいたようです。
ゲームの合間には、ココキャンによるコーヒーが提供されました。手挽ミルで豆を挽いていると、いい匂いが会場にただよいます。コーヒーの香りはリラックス効果があるそうで、考えや思いを話しやすくするサポートとなったようです。味も好評でした!
ゲーム終了後、各チーム代表に、自分で選んだカードについて話していただき、参加者全員で共有しました。
参加者からは「自分の思いが整理できた」「じっくり考えることができた」「自分の思いや考えを聞いてもらってさっぱりした」と感想があげられました。
「どせばいい?カード」を体験して考えたことを、家族に話すことが人生会議のはじまりとなります。家族や大切な人に自分の思いを伝え、相手の思いを聞いてみましょう。
※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています
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