イベント★お琴を聴いてみよう弾いてみよう
2024.12.3 - [イベント・サービス付き高齢者向け住宅「サンタハウス弘前公園」・弘前版全世代・全員活躍型生涯活躍のまち 交流・活躍の場創出事業]
12月1日(日)、サンタハウス弘前公園(弘前市元大工町)で「お琴を聴いてみよう弾いてみよう」を開催しました。サンタハウス弘前公園の利用者様で、琴を演奏している工藤愛子さんに「ここで演奏してもいいよ」とご快諾いただき、実現しました。
工藤さんは「雅楽都志(うたとし)」という雅号をお持ちです。今回は工藤さんの生徒さん5名が演奏をしました。用意された琴は6面、ソプラノやアルトのパートを担当する13弦の琴が5面と、低音パートを担当する17弦の琴が1面並べられました。
6面の琴が並ぶ姿は迫力があり、会場を訪れた参加者は「かっこいい」と口々に言っていました。
民謡や童謡といった誰もが聴いたことのある曲を演奏してくださいました。一つの曲の途中に他の曲を交え、何の曲だったか当てるクイズもしましたよ。
参加者のほとんどが、初めて生で琴の演奏を聴くそうで、鼻歌を歌ったり演奏に合わせてからだを揺らしたりしながら楽しんでいました。
途中、参加者が琴を体験するコーナーもしました。「やってみたい!」と手をあげた参加者が『さくらさくら』の演奏に挑戦。
琴の楽譜は縦に読み、楽譜に書かれた数字は、上から何番目の弦かを示しています。工藤さんも熱心に指導。
挑戦した参加者は「琴は見るのも触るのも初めて。難しかったけど、楽しかった!」と話していました。
アンコールでは、演奏に合わせて参加者が歌いました。『夕焼け小焼け』や『春の小川』などを琴に合わせて気持ち良さそうに歌っていましたね。
工藤さんは、かつて中学校の教師をされていました。参加者にはかつての教え子さんもいて、お花などが贈られていました。
奏者と観客が間近での演奏は珍しいそうですが、近いからこそ感じることができる迫力ある美しい音色に参加者は感動した様子でした。あっという間の1時間、琴の魅力を堪能しました!
※プライバシーに配慮し、写真を加工して掲載しています