研修★高齢者の脱水・熱中症と水分補給について ~株式会社大塚製薬工場様~
2025.8.8 - [セミナー・研修]
7月17日(木)、株式会社大塚製薬工場から佐藤文範氏を講師にお招きし、「高齢者の脱水・熱中症と水分補給について」というテーマで、全事業所の職員を対象に研修を行いました。
今年の夏も暑い日が続き、熱中症による救急搬送は年々増加しています。研修では、脱水・熱中症のメカニズムや予防法について理解を深めました。
夏になるとよく耳にする「暑さ指数・熱中症指数」(WBGT:湿球黒球温度)は、気温・湿度・日射・気流の4要素を総合的に評価する熱中症予防の指標で、「暑さ指数表」から知ることができます。

▲熱中症指数計について説明する佐藤さん
高齢者の場合は、以下のような機能低下から日頃から脱水気味になっていることがあるので、さらに注意が必要なのだそうです。
・喉の渇きや暑さを感じにくい
・食事の量が減る
・筋肉量の減少による体内の水分量減少 など
そのため、筋肉を増やす取り組みや、服装を首・手首・足首の開いたものにするなど対策が必要です。

研修では、脱水症の際に用いられる経口補水液を紹介いただきました。大塚製薬工場の「OS-1(オーエスワン)」は脱水症のための食事療法(経口補水療法)に用いる経口補水液です。咀嚼・嚥下困難な方にも使用可能なゼリータイプもあるそうです。

研修に参加した職員も関心が高く、熱心に拝聴していました。
佐藤様、ありがとうございました。