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研修★ハラスメント対策

2019.8.21 - []

8月20日(火)、「ハラスメント対策」というテーマで全職員を対象とした研修が開催されました。講師は職員総合教育研修室の福原智子さんです。

近年社会問題となっているハラスメントの現状、行為の類型、予防と対策など福原さんに様々なハラスメントについてお話していただきました。

ハラスメントには「いじめ、嫌がらせ」の意味があり、パワーハラスメントやセクシュアルハラスメントが代表的ですが、その他にマタニティハラスメント、アカデミックハラスメント、ハラスメントハラスメントなど、現在では50種類以上あるそうです。

職場でハラスメント問題があると、職員の心身の健康が害されるだけではなく、職場環境の悪化、業績の悪化、人材の流出、事業所イメージの悪化による人材採用への影響など、様々な弊害をもたらします。

また、ハラスメントは以下のような職場環境において発生しやすいそうです。

・上司と部下のコミュニケーションが少ない職場
・正社員の他、様々な立場の職員が一緒に働いている職場
・残業が多い、休みが取りにくい職場
・失敗が許されない、失敗への許容度が低い職場
・他部署や外部との交流が少ない職場
・様々な年代の従業員がいる職場

ハラスメントはしている本人に自覚が無いことが多いですが、その無意識の言動や行為を受けた相手が「ハラスメントである」と認識すれば、それはハラスメントになってしまいます。
ハラスメントをしている人の無意識・無自覚こそ大きな問題と言えます。

職員が毎日を楽しくいきいきと働くためには、ハラスメントの無い環境が不可欠です。
職場でハラスメントが起こる大きな原因として、近年の職場環境・雇用環境の変化や多様化により、職場内でコミュニケーションが上手くとれていないことが挙げられます。

ハラスメントを防止するには、日頃から職員同士がコミュニケーションを積極的にとり、信頼関係を築いていくことがとても重要だといえます。
ハラスメントについての理解を深め、日頃から自分たちの職場にそのような兆候が無いかを敏感にキャッチし、発生を防止することが大切であることを改めて認識しました。
福原さん、ありがとうございました。

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