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研修★新入職員6ヶ月目研修

2019.10.7 - []

10月4日(金)に「新入職員6ヶ月目研修」が行われ、この4月に入職した新卒職員および中途採用職員12名が参加しました。

前半では危険予知トレーニング(KYT)、6ヶ月間の振り返り、エゴグラム作成を行いました。講師は職員総合教育研修室の柳田一男室長です。

まず、介護現場に潜む事故の危険性をあらかじめ察知し、それに対する対処法を検討する「危険予知トレーニング(KYT)」についてグループワークを行いました。
下のイラストを見て皆さんはどのような危険が潜んでいると思いますか?職員からは
「まな板の上に包丁が置かれたままなので台所に向かっているDさんが触ってケガをするかもしれない」
「コンロの火がつけっぱなしになっていて危ない」
「Cさんが喉を詰まらせるかもしれないので飲み物を勧めた方がよい」
など様々な意見が出ました。

介護事故を未然に防ぐためには、日々変化する利用者の様子や周囲の状況をしっかり観察し、普段と違う様子に気づけるよう危険性を察知する力を高めることが重要ですね。

続いて、入職してからの6ヶ月間を振り返り、褒められたことや学んだこと、将来どのような自分になりたいかなどを書き出してもらい、それを元にモチベーショングラフを作成してもらいました。

覚えることだらけで追いついていけなかった→やっと覚えてくる→新しい入居者様との接し方に悩んだ→夜勤もあり、覚える事が増えた→初めての行事担当!→自分で小さいミスにも気づけるようになった

覚えることが多く、戸惑いもあったようですが、仕事を覚え、だんだんと楽しいと感じるようになったことで前向きに仕事に取り組もうとする姿勢が見受けられます。

不安→同期に会いたい。楽しい→先輩とご飯。同期がいなくて不安だったからうれしい→仕事量増えた。忙しい→同期に会いたい→初エンゼルケア。亡くなる人が多くてしんどかった→新しく入ってきた利用者様の名前覚えるの大変→夜勤多くてしんどい

夜勤が始まったり、初めてのエンゼルケアを経験したりと、体力的にも精神的にも大変な状況の中、相談できる先輩や同期に支えられて一歩一歩着実に成長している様子が伺えます。今後は目標の資格取得を目指して頑張ってほしいです。

そして前半の部最後では自分の強み、弱みを再確認し、職場でより良い人間関係をつくり上げるためにエゴグラムを作成してもらいました。
エゴグラムではいくつかの質問に答えることで「なりたい理想の自分」と「今の自分の状態」をグラフで表すことができます。

理想の自分へ近づくために今の自分に必要なものは何なのか…入職して6ヶ月が経ち、改めて自分を見つめ直し、新たな目標ができたようです。

後半はメンタルヘルスをテーマにストレスとの付き合い方についてお話していただきました。講師は職員総合教育研修室の福原智子さんです。

介護の現場は職員と利用者様、職員と利用者様のご家族、職員同士など、人と人との距離が近い職場です。そのため、人間関係においてストレスを感じることも多いことからストレスと上手に付き合い、解消することが大切となります。

・自分自身が本当に心から楽しいと思えることを見つける(友達と遊ぶ、ドライブ、カラオケ、買い物、旅行など)
・ストレッチをする
・1人で抱え込まずに人に話す

自分自身のストレス状態に気づき、自分に合った対処法を見つけましょう。

入職して6ヶ月が経過し、仕事に慣れてきたことで自信がついたり、悩みが生まれたり、自分の役割について深く考えるようになったり、新入職員の様々な心境の変化が感じとれました。
周囲の職員と協力しながら自分の理想とする職員像を目指して頑張っていきましょうね!

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